緊急事態宣言が解除されましたね。
少しずつですが、状況が良くなっていると信じたいです。
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この解除を受けて、
カリグラフィー教室モジ・アカデミアとしての新型コロナ感染拡大防止対策は
何かを変更する予定はありません。
生徒の皆様には、
この解除を受けて気を抜く事なくお過ごし頂きますよう、お願い申し上げます。
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とはいえ。
せっかくやっと少し明るい気持ちになってきたところ。
息苦しく全てに耐えて生活してくれと言っているわけではないんですよ。
せめて、
せめて教室にいる間は守り合う関係でいましょう。
それだけは強くお願いしたいのです。
教室におけるガイドラインは以下です。
登校予定のある生徒は、
下のリンク先のガイドラインとあわせて、
この記事に書かれている内容も最後までご確認をお願いします。
皆さんにお願いしたい事は、特別じゃないこと。
でも、慣れてしまって「大丈夫」と感じているかもしれません。
そう思って、いま一度ご自身の行動を省みていただきたいのです。
ワクチンを打っても感染してしまう事はあります。
むしろ、症状が出にくいばかりに気付かない内に周囲に広げる危険もあると
私自身は認識しています(違ったら教えてください)
ご自身と大切な方々を守る行動を取ってください。
マスクはしましょうね。
マスクが万能ではなくても、です。
着けない権利が存在すると同時に、
Noマスクの人に近付かないことを選択する権利もあるんです。
そして、モジ・アカデミアはマスクの着用をルールとしています。
飲食の為にマスクを外している間はおしゃべり禁止よ。
いま一度、気を引き締めてください。
特に午前午後継続受講で教室内でランチを取るとき気をつけて。
体調不良の場合はオンラインに切り替えてくださいね。
ご本人ではなく、同居の方が体調不良の場合も同様です。
教室に着いてからお熱が判明した場合、
オンラインでの参加にも間に合わないタイミングで帰宅することになります。
登校前、ご自宅での体調確認を怠らないで下さい。
海外出張も増えてきています。
ご自身はもちろんのこと、
同居の方の自宅待機期間でも、登校を控えてオンラインにして下さい。
いくつかは、
はたから見てもわからないことも含まれています。
皆さんを信じるしかないのです。
何をしても、感染することも、広がることもあり得ます。
でも「自分の不用意のせいかもしれない」と悔やんで頂きたくありません。
どうかご自身の行動に厳しくあってください。
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また、
花粉や鼻炎など、咳やくしゃみの出てしまう方もいると思います。
仕方のない事です。
でも優しい心配りは心掛けていただきたい。
もし間に合うなら、
マスクの上からタオルや手などで押さえるなど隙間から呼気が漏れるのを最小限に抑え、
クラスメイトに不安を与えない努力をしていただきたいのです。
今後も何年もご一緒する仲間へ思いやりとご配慮をお願いします。
![羽根ペンを自作する](https://yayocalligraphy.tokyo/wp-content/uploads/2021/02/クイル(羽根)ペンのサンプル.jpg)
去年以降、募集を行うにあたり、
運営方法としていくつもの選択肢がありました。
本当に悩みました。
「全てをオンラインのみにする」
「しばらく教室自体を完全に閉めてしまう」
「テキスト自習と添削型の通信講座に切り替える」
私個人の運営上の事情や、安全と健康の管理という意味では、
「どれもあり得る」そして「どれも可能である」と考えました。
こんなにも先が見えないほど長引くとは思っていませんでしたし、、、。
その中で出した結論は以下です。
「対面レッスンをあきらめない」
「希望者には、講座の半分以上の回数を目標に登校のチャンスを作る」
ただただ、
本当に、ただこの一念で、コロナ禍下の1年半を乗り越えてきました。
なんとか続けてくることが叶いました。
心からありがたいと思っています。
そこで、
重ねて皆さんのご協力をお願いしたいのです。
お互いに健康と学ぶ権利を守り合う関係でいましょう。
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最後に、
ひとつ前のご挨拶に記した「私が私自身に課してきたルール」について。
プレッシャーを感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、
あれらは、あくまでも「私の」もの。
日々を送る上での優先順位は人それぞれです。
それでいいです。
何かを諦めて、何かを取る。
私は、何を諦めても対面レッスンを諦められなかった。
直接手を取る指導の機会を諦められなかった。
登校を望む生徒の熱を、どうしても諦められなかった。
その対価です。
あくまでも「教室運営者として」負うべき対価。
生徒に求める物ではありません。
私ひとりが社会から数週間姿を消しても
即座に生活に困る人はいないです。
心配させ、苦しませ、悲しませてしまうだろう人はいても、
翌日のご飯に困る人はいません。
でも、生徒は違うんです。
小さなお子様のいるお母さんもいるし、
リアルタイムで戦い続けてくれている医療関係者もいます。
高齢者、介護対象者、受験生と同居している人も。
ひとり倒れたら周りも総崩れする、そんな方々がいるのです。
さらに、私と生徒の関係は、
数回または2ー3年のお付き合いを前提としていません。
小学生だったお子さんが高校生になった、
数年前に始めた他のお稽古で有段者になった、
学生の就活時代を経て就職した、そして転職した、
出会った頃から14キロ太りましたよ(笑)など、
長い時間を共有した皆さんは、「生徒」ひとことではくくれません。
大切な人です。
だからこそ、
対面レッスン継続は勇気がいりました。
「完全はなくても、できる限り、思いつく限りの努力をして迎える」
それが対面レッスン続行を選んだ私の覚悟です。
私には、皆さんを育て、喜ばせると同時に
守る義務があります。
どうかご協力をお願いします!
以上、
カリグラフィー工房 ヤヨ・カリグラフィー および
カリグラフィー教室 モジ・アカデミア の
カリグラファー 西村弥生 でした。
次回も
東京・南青山の工房 兼 教室より、
文字から始まるステキ生活をお届けします!
yayo