Roman Capitals - 2 <クラス案内> ローマンキャピタル体・2

グレード1 / 書体講座

書体について

「ローマンキャピタル体」はローマ時代に生み出されたアルファベットの基本となる書体として非常に重要な存在です。大きく碑文に彫るために書かれる豪華なスタイル(モニュメンタリス/講座:ローマンキャピタル・1)の他に、手書きに向くよう調整された2つの書体が存在します。

この講座では、まずは、クワドラタ体(スクエアキャピタル・画像上)をじっくりと学びましょう。ほとんどの書体と相性の良い手書き用の大文字で、作品制作上この上なく便利な書体の一つです。
その後、ポンペイ遺跡などでもみられる縦に長くて柔らかいルスティカ体(画像下)を極めます。
2種類のローマンキャピタルを身に着けることにより、表現方法の幅がい大きく広がることでしょう。

講座:ローマンキャピタル・1の事前の習得は、必須ではありません

【 10回のレッスンの流れ 】

  • クワドラタ(スクエアキャピタル)の基本 A〜Zの分析
  • 変形、アレンジ、連結
  • ルスティカの基本 A〜Zの分析
  • オリジナル作品の制作
  • 苦手箇所、不明箇所のフォローアップ

※直前の写真 © Bibliotheca Apostolica Vaticana

このクラスで学ぶ飾り文字

他の書体では装飾文字を学びますが、この書体が主に使われていた時代には飾り文字がありません。
通常飾り文字に充てるレッスンを、上記にある2つ目の書体の習得に充てます。
進捗によっては、スクロール製作に取り組む可能性があります。


受講について

受講料 : 52,000円/期 (テキスト代2,000円、消費税込/画材等は各自用意)
日程  : 隔週、各 約3時間×10回 (または毎週・各約1.5時間・20回)

  • 講義および実技(約2.5時間)の後、制作中の作品の相談および次回の説明・宿題説明を含むお知らせを行います。作品の進捗、お知らせの量により、30分~1時間は必要です。その為時間は3時間となっております。
  • この項目は「定期クラスで受講される場合」の概要です。セミプライベートレッスンなどでの受講をご希望の場合はお問い合わせ下さい。
  • 振替システム、事前基礎講習などについては該当ページをご確認ください。

受講申し込み

お申込み可能な時期は「SHOP」ページにボタンが表示され、申込み(購入)できます。

【募集開始前】
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【募集中】
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・満席になった場合「SOLD OUT」と表示されます。キャンセル待ちをご希望の方はメールにてご連絡ください。

【!注意!】
・教室で直接申込みをした方は、重複して申し込まないようお気を付けください。

※今学期・来学期のクラススケジュールは コチラ にてご確認下さい。



西村 弥生 Yayoi NISHIMURA

カリグラファー(西洋書家)/イルミネーター(写本装飾家)/紋章デザイナー