こんにちは。
このブログやFacebookの写真に時々映り込む「手元用カメラ」について、
たくさんのご質問をいただいておりますので、
簡単にご紹介しますね。
PCの左手前の濃い緑色の物(↓)です。

「アマゾンなどで、なんて検索すればいいですか?」
「機種はなにを使っていますか?」が多いご質問です。
ひとまず「書画カメラ」「ドキュメントカメラ」「ドキュメントスキャナー」などで検索するとたくさん出てきますよ!
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先端だけアップにするとコレ。
下向きにカメラがセットされていて、マイクもついています。
この機種はA4が丸々写り、
アームを近づけてピントを合わせれば手元の拡大が写せます。
画面に映る生徒さんの手元や文字を見ながら指導する際、
やはり口頭説明だけではなく「こんなふうに〜....」と書いて見せたいです。
そこで、こんな(↓)感じに手元の上にセットすると、、、
- 「今はこんな動きになっちゃってますので、直しましょう」の良くない例も写っています。

画面にはアップで真正面からクッキリ写ります。
生徒さんのPCやスマホには、この画面が表示されています。
実物より超拡大になることも。

たくさんありますので、他の機種もご検討いただきたいですが、
私自身はこの機種(画像クリックでlink ↓)をかなり愛用しています。
Ipevoという台湾製のもので、
市販されている書画カメラの中でも決して高価なものではありません。

<お勧めポイント>
土台から続く軸(写真の2本並行の箇所)から動きます。
「土台に垂直に固定」の機種が多いのですが、
この「軸自体が動いて手前にグイッと引けるもの」をお勧めします。
書きながら「もしここが動かなかったら不便だったな」と感じています。
私が購入した時は日本語の説明がなく、
本体のQRコードから英語の説明ページに飛ぶより方法がありませんでしたが、
この1年の間に日本語の説明サイトができているようです。
https://www.ipevo.jp/v4k.html
Visualizerという専用ソフトのダウンロードをお忘れなく。
※細かい調整は、モジアカ生なら繋いでいる時に教えます!
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ちなみにモジ・アカデミアでは、
幅ペン書体の定期クラスは「黒板」でアルファベットの分析を説明します。
黒板はノートパソコンのインカメラ(↓)でかなりしっかり見えます。
書画カメラは原則手元用。

書画カメラがなくても、スマホ(例:下の画像)で充分に皆さんの手元は見えています。
無理に書画カメラを買わなくてもいいんですよ!
書画カメラがあれば、ラクはラクです。
PCも手元も一番ラクな姿勢と位置で使用できます。
お手本を見る用のPCと、手元を写す用のスマホの2台でinしている方は、その必要はなくなります。
PCの画面上の操作で「手元カメラ」と「インカメラ」で切り替えできますので、
自分の手元がどのように写っているのかの確認も簡単です。
便利な点もたくさんありますので、お求めの際は他のものとも良く検討して下さいね。

モジ・アカデミアは少なくともコロナ禍が去るまでは教室への入室人数の制限という意味で、
数名ずつ交互にオンラインで受講していただいています。
本当にちゃんと伝わるのか不安な方もいらっしゃると思います。
オンライン時の黒板説明の後は、
登校メンバーの個別指導の同様にオンラインメンバーも手元カメラで問題点を個別指導。
ご本人希望でない限り2回連続オンラインにならないようにして、
翌回には教室で直接指導しながらフォローできる体制になっています。
手元カメラでオンライン生に説明した内容を、登校メンバーにも見せたい時は、
こんな方法も(^O^)☆

結構ちゃんと見えています!
この日のオンライン担当はおふたり。

以上です。
ワクチン摂取も進み、先の見えない感じだった昨年に比べたら
「年末か来年には、、、みんなで集まれる!?」なんて希望が持ててきているのは楽観的すぎるでしょうか。
それでも、しばらくオンライン対応は続きますし、
コロナが去っても、いつでもオンラインにできるよう体勢を整えておく予定です。
もっと早くにご案内すべきだったかもしれません。
遅くなってごめんなさい!
書画カメラをご検討の方の参考になったらうれしいです。
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追記:
悔やまれるのは、そして申し訳なくてガックリしているのは、
昨年のマイケル・サル先生来日時にこの便利さと「書画カメラ」という名前を知らなかったこと。
参加者の皆さんごめんなさい!!
以上、
カリグラフィー工房 ヤヨ・カリグラフィー および
カリグラフィー教室 モジ・アカデミア の
カリグラファー 西村弥生 でした(^ー^)
次回も
東京・南青山の工房 兼 教室より、
文字から始まるステキ生活をお届けします!
yayo