French Gothic Bastarda <クラス案内> フレンチ・ゴシック・バスタルダ体

グレード2 / 書体講座

書体について

「フレンチ・ゴシック・バスタルダ体」はゴシック系の草書体で、グレード2の中でも特に人気のある伸びやかで華やかな書体です。ゴシック最盛期以降に豪華本に多く使われました。多くの変形やアレンジのレッスンでは西村の研究ノートも教材として使用します。
ゴシック系作品における選択肢が増え、作品制作の大きな躍進に繋がることでしょう。羽根ペンとゴシック書体の復習および応用を兼ねます。

※2期講座となる可能性があります。
※複数期の講座となった場合、「カデール体」と合体する可能性があります。

【 10回の流れ 】

  • 小文字 A〜Zの分析
  • 小文字の変形(バリエーション)
  • 小文字の連結(リガチャー)
  • 飾り文字
  • 大文字 A〜Zの分析
  • オリジナル作品の制作
  • 苦手箇所、不明箇所のフォローアップ

このクラスで学ぶ飾り文字

「フレンチ・ゴシック・バスタルダ体」に合わせて学ぶ飾り文字は、ロンバルディックのバランスバリエーションを含む豪華なゴシック装飾文字です。これまでにも幾度となく取り組んできたはずのゴシック系ロンバルディック飾り文字ですが、中でもとりわけ華やかな装飾方法を学びます。「自ら分析し身に着ける」というチャレンジにも取り組みましょう。

【 書体クラス内の飾り文字レッスンについて 】全クラス共通

  • 各時代によく使われていた飾文字のデザインを学びます。
  • 1つのアルファベットを真似て仕上げるのではなく、「ルールを学び、技術を身につけ、いずれのアルファベットでも自分でデザインできるようになる事」が目的です。
  • 色の知識を増やす・塗り方描き方の基礎トレーニング・金彩テクニックをマスターするなど、共通する写本装飾技術を学びたい場合は、「イルミネーション入門」クラスにて学ぶ事が出来ます。


受講について

受講料 : 52,000円/1期 (テキスト代2,000円、消費税込/画材等は各自用意)

日程  : 隔週、各 約3時間、10回/1期

受講資格: 下記のすべてを満たしていることを申込の条件とします。

  1. グレード2資格を方有している、または昇級のスキルチェックを受ける資格があること(=基本6書体と「イルミネーション入門」を受講済み)
  2. 「羽根ペンと羊皮紙」を受講済みであること(原則)

<備考>

  • 講義および実技(約2.5時間)の後、制作中の作品の相談および次回の説明・宿題説明を含むお知らせを行います。作品の進捗、お知らせの量により、30分~1時間は必要です。その為時間は3時間となっております。
  • この項目は「定期クラスで受講される場合」の概要です。セミプライベートレッスンなどでの受講をご希望の場合はお問い合わせ下さい。
  • 振替システム、事前基礎講習などについては該当ページをご確認ください。

受講申し込み

お申込み可能な時期は「SHOP」ページにボタンが表示され、申込み(購入)できます。

【募集開始前】
・「〇〇ごろ募集開始」と表示され、「SOLD OUT」になっています

【募集中】
・残席数が表示されています。
・満席になった場合「SOLD OUT」と表示されます。キャンセル待ちをご希望の方はメールにてご連絡ください。

【!注意!】
・教室で直接申込みをした方は、重複して申し込まないようお気を付けください。

※今学期・来学期のクラススケジュールは コチラ にてご確認下さい。



西村 弥生 Yayoi NISHIMURA

カリグラファー(西洋書家)/イルミネーター(写本装飾家)/紋章デザイナー