FRAKTUR
<クラス案内> フラクチュール体
書体について
中世ゴシック期を少し過ぎた16世紀にドイツ地方で使われ始めたフラクチュール体。
フラクチャー体、フラクトゥール体などとも呼ばれています。
ゴシック書体の中では比較的動きがあり、しかし草書体ほどの崩れがないため読みやすい魅力的な書体です。
力強さと優雅さを兼ね備え他書体で、近年特にモダンアレンジで大変人気があります。
<注>時によりゴシック系の書体を総称してフラクチュールと呼ぶ場合もありますが、当クラスは1書体の名称として扱っております。
5ヶ月の流れ
- 小文字 A〜Zの分析
- 文字の変形(バリエーション)と連結(リガチャー)
- 大文字 A〜Zの分析
- ヘアラインによる文字装飾
- オリジナル作品の制作
このクラスで学ぶ飾文字
ゴシック期には大変美しい文字装飾がたくさん存在しています。
この講座では、細く軽やかなラインでページ全体を埋めるテクニックを学びます。
カッパープレート体(ポインテッドペン)との相性も良い、エレガントで印象的な装飾方法です。
書体クラス内の飾文字レッスンについて
- 各時代によく使われていた飾文字のデザインを学びます。1つのアルファベットを真似て仕上げるのではなく、ルールを学び、技術を身につけ、いずれのアルファベットでも自分でデザインできるようになる事が目的です。
- 色の知識を増やす・塗り方描き方の基礎トレーニング・金彩テクニックをマスターするなど、共通する写本装飾技術を学びたい場合は、「イルミネーション入門」クラスにて学ぶ事が出来ます。
受講について
受講料 : 50,000円/期 (テキスト、お茶、お茶菓子代込/画材等は各自用意)
日程 : 隔週、各 約3時間×10回 (または毎週・各約1.5時間・20回)
- 講義および実技(約2.5時間)の後、ティータイムがあります。次回の説明・宿題説明を含む「お知らせ」の為に30分程度。その後は「制作中の作品の相談」および「情報交換」になります。「お知らせ」以降は自由参加です。
- この項目は「定期クラスで受講される場合」の概要です。セミプライベートレッスンなどでの受講をご希望の場合はお問い合わせ下さい。
- 振替システム、事前基礎講習などについては該当ページをご確認ください。
受講申し込み
お申込み可能な時期は下にボタンが表示され、申込み(購入)できます。
・来学期の募集が無い場合はボタンの表示がありません
・すでに満席の場合はボタンを押した先が「在庫無し」になっています
※今学期・来学期のクラススケジュールは コチラ にてご確認下さい。